シェムリアップに滞在した8日間、昼はアンコール遺跡を見学し、夜はオールドマーケットやパブストリートを町歩きして過ごしました。また、シェムリアップ滞在中には予防接種も受けました。そんなシェムリアップでの日々を写真とともに綴ります。
アプサラダンスをシェムリアップ で鑑賞
アプサラダンス Apsara Dance
アプサラダンスは「天女の舞」という意味で、カンボジアの伝統舞踏です。9世紀頃に生まれた宮廷舞踏で、踊り子たちは代々王室古典舞踏学院で養成されていました。しかしポル・ポト政権時代に先生と踊り子のじつに9割が刑の対象となり処刑台の露と消えました。振り付けの書物も失われ、アプサラダンスは歴史から消滅する危機にありましたが、奇跡的に数人の先生が生き残りアプサラダンスの伝承を復活させたのでした。
この数奇な歴史を知ると、カンボジアに来たからにはアプサラダンスをぜひ観たいと思うようになりました。シェムリアップではいくつかのレストランで観れるようでしたが、私は「クーレンII」というレストランを訪れました。
アンコール遺跡 おすすめ11選
世界文化遺産であるアンコール遺跡は有名なアンコール・ワットのみを指すのではなく、シェムリアップ周辺に点在する数多くの遺跡をも含めます。今回は私がツアーなどで訪れた主な遺跡、おすすめの遺跡をピックアップして紹介します。
バンテアイ・スレイ Banteay Srei
967年にヒンドゥー教のシヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられた寺院。
美しいレリーフ(壁面彫刻)で有名な遺跡です。また作家アンドレ・マルローがここの女神像を盗み国外に持ち出そうとして逮捕されたというのも有名な話です。
タ・プローム Ta Prohm
タ・プロームはアンコール遺跡のなかでも特に自然の脅威を目の当たりにできる遺跡です。ジャングルの榕樹が遺跡にからまり押しつぶさんとする光景は瞠目に値します。
バイヨン Bayon
12世紀末に王都アンコール・トム(大きな町)が建設されました。その中心に位置するのがバイヨン寺院です。ここは観世音菩薩の四面塔が有名な仏教寺院です。アンコール遺跡のなかでアンコール・ワットとともに特に有名な寺院です。
アンコール・ワット Angkor Wat
いよいよこの旅行前半のハイライト、アンコール・ワットにやってきました。ユネスコの世界文化遺産のアンコール遺跡を代表する寺院です。
アンコール・ワットは12世紀初頭に造られた宗教建築で、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神に捧げられた寺院です。また王都のシンボルでもありました。その壮大さと美しさからは当時のクメール王国の隆盛が想像されます。
アンコール・ワットで日の出を見るべく夜明け前に訪れた私は入口でドライバーと別れ、一人参道に足を踏み入れました。
カンボジア シェムリアップへ
ベトナムに後ろ髪を引かれながらも、私は次の目的地、カンボジアのシェムリアップへやってきました。この町の周辺にかの有名なアンコールワットがあるのです。
この記事ではシェムリアップ国際空港から市内へ、そして旅行者に便利な「パブストリート」近くに宿をとった経緯を写真とともに綴ります。