3/25 Good Friday
この日は夜にパレードがあるとのことだったので、それまでマンダラーメを見ようと街に出ました。
この日のマンダラーメは昨日ほど多くはありませんでした。
ある一団の終着点にて。
三日間マンダラーメのあとをついていったが住民たちにものすごく歓迎されました。写真を撮ってるともっと撮れと言ってきたり宴会に招待されたり。マンダラーメを追う外国人は珍しいのかもしれません。とくに子供たちは私のほうを見てはおかしそうにげらげらきゃっきゃっ笑ってました。たぶん私がマンダラーメに興味があってついて行ってるのをみんな喜んでたと思います。
鞭打ちは男のみで、十字架を背負う人にたまに女性がいました。基本若者がやっていて兄弟姉妹友達恋人がその道中をともにしていました。PABASAの祭壇では人々が聖書を歌うように朗唱して彼らを迎えます。マンダラーメは地域をあげての行事で、なんとなく私の住む日本の下町の祭りを連想しました。神輿が町中の各所に設けられた祭礼所を巡るような。
鞭打ちで背中は血だらけ、血しぶきが周囲に飛ぶ。多くの人はこれを「異常」「狂気」という。一般的にはそう思うこともあるでしょう。でもずっと彼らにつきそってみた自分としては実感としてそうは思えない。苦しみによって罪を贖おうとすることもキリストの苦しみを分かち合おうとすることもキリスト者としては真剣なことなのではないか?無宗教の私だが真剣さに対しては敬意をはらいたい。それと彼らの明るさ。フレンドリーな性格。彼らと接してはじめて分かったこともありました。